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保育方針
せいあこども園の保育の柱であるキリスト教保育
神さまありがとう
当園ではイエス・キリストの愛にねざしたキリスト教保育を行っています。キリスト教保育とは神が私たち人間に生命を与え、愛してくださり、恵みをそなえてくださるという福音を中心とした環境の中で個性豊かに、そしてどんな人とも共に生きる喜びを見出し、どんな状況の中でも力強く生きぬく希望を伝える保育です。
神の愛を知ることによって子どもたちは自分の存在を肯定することを学びます。自分は意味のない存在ではなく、神さまから命を与えられ愛され、導かれている存在であることに希望を見出します。
この希望はいかなる状況の中にあってもかわることのない希望です。神さまの愛をしることによって、子どもたちは友だちも神さまから愛されている存在であることを感じます。
自分の好みや損得勘定で他人の存在価値を推し量るのではなく相手をありのまま受け入れ、力を合わせて共に生きる喜びを見出します。神さまの愛を知ることによって、この世界が偶然にあるのではなく恵みによって与えられているということを感じ取ります。そこから始まりどんな命も神さまからあいされている同じ仲間として、世界平和や地球環境を大切にする視点を見出します。
子どもたちはこれらのことから「生きる力」を具体的には「遊び」を通して自ら学び獲得していきます。 その環境を整えることが “せいあこども園” の保育の原点なのです。
わたしたちの園ではこんな日々を目ざしています
キリスト教保育連盟出版委員会
子どもたちは、神さまから命を与えられ、愛されているかけがえのない存在です。
その個性と人格をありのままに受け止め尊重することが、保育の第一歩です。信頼関係を築く中で子ども自身が自分を信じ、自分らしい歩みをはじめることができるように、絶えず応援したいと思います。
子どもが夢中になって、いきいきと遊ぶことは、❝生きる力❞に大いにつながります。工夫したり、悩んだり、納得するまで繰り返す中で、思考力や想像力、そして、❝意志❞が育まれます。ですから、好奇心や探求心を大切に受けとめ、子どもと共に心を動かす保育をしていきたいと願っています。
友だちと遊ぶなかで、子どもは自分と他者との違いを知っていくことでしょう。
たくさんのぶつかりあいや葛藤を通して悩み考え、やがて理解し合い、❝共に生きる❞ことを学んでいきます。認め合い、力を合わせることの楽しさ、喜びを味わうまでの❝道すじ❞を大切にしたいと思います。
神さまの恵みを知り、
世界に目を向ける
自然の美しさや不思議さに気づき、その恵みに感謝する心を育みます。けれども、世界に目を向けるとき、現実には人と自然との関係や、国と国との関係に多くの課題があります。人と自然との調和、世界の平和に私たちがどう貢献できるのか、共に祈り、考え、やがて行動できる人になりたいと願います。